あ ども。ワニに追いかけられる夢を見ました、タクです。
ただひたすら追いかけられるのです。しかし俺は落ち着いていました。見過ぎたせいでしょう。
実はワニとは深い縁がありまして、以前オーストラリアへワーキングホリデーに行った際、
クロコダイルファーム(食用ワニ肉、革製品用のワニ養殖場)で働いてたので、
それはそれはもう毎日ワニを見て、担いで、エサあげて、殺して・・・・(笑)
なかなかハードな仕事で、すぐ辞めていく人が多かったですが、なぜでしょうかね?
俺はめちゃくちゃ楽しかったです(笑)
もちろんキツかったことのほうが多かったのですが、
そこで一緒に働いたメンバーがすげ~いいヤツらで、休日はカジノやBARへ行ったりして、
3ヵ月だけでしたが、かなり充実しました。なんなら戻りたいです、未だに。
そんなクロコダイルファームですが、
仕事内容で特にスリリングなのがナイトフィーディング、つまり夜にエサをあげにいくもので、
僕が居たころは、月、火、木、金の四日間を、四人一組交代制でやっていました。
トラクターにエサ(鶏の頭)の入ったカゴを200~300個(それ以上のときもあり)乗せて、
バカ広い敷地の中を回り、ワニのいるゲージの中へ、エサのカゴを持って突っ込んでいきます(笑)
エサの入ったカゴも、そこそこ重いです。15~20㌔くらいあったはず。
ゲージに入る、つまりワニの群れの中にエサ持って突っ込んでいくわけです。
想像してください・・・イマジン・・・そうです、クレイジーなんです、この仕事!!!!!
しかしここでずっと働いてるのは皆、クレイジーなやつらです。
なのでちょうどイイのでしょう(笑)
ナイトフィーディング前半はまだ明るいのですが、後半はヘッドライトが頼りです。
真っ暗な中、ゲージの中を覗くと、キラキラとライトに反射する大量のワニの目・・・。
けっこう居ます。数えきれないです。
魚で例えるなら、光に突進してくるダツのように、エサの匂いやトラクターの音に反応して寄ってきます。
エサあげる前から、ゲージの扉のすぐそこで待ち構えてます(汗)
扉をガンガン蹴ると、だいたいは散りますが、それでもダメなら、扉越しにエサをすこし撒きます。
気をそらせたところで、いざ突入!!!
カゴを担いで、大声出しながら、均等にばら撒いていきます。
大声だすと、びっくりしてワニはどいてくれます。
中にはテンション上がって向かってくるやつもいるので、賭けです(笑)
ワニとの距離、1m以内。目の前です。柵なんてありません。エサをやるか、殺られるかです。・・・フハハ
と言った感じで、日本じゃできないことをして、とても刺激になりました。
もちろん毎日英語で会話して、まったく喋れなかった頃から、すこしずつ耳が慣れてきて、
簡単な返事はできるようになり、海外へ行くのも抵抗がなくなりました。
あ、他にも玉ねぎ畑、ブドウ畑、豆工場など、いろんな所いきましたよ!
え?その話も聞きたいですって?
詳細は直接、お酒でも飲みながら話しましょう(笑)
以上、ワニハンターからの報告でした。